思い出の梁と無垢の木が包む家
解体前と完成後の写真を見比べると、まるで別の家のように生まれ変わったことがお分かりいただけると思います。光が届きにくかった昔ながらの和室や台所は、広々とした明るい一つの大空間へと変化しました。特に視線を奪われるのは、古い天井板を取り払い、隠れていた黒く太い梁(はり)をあえて見せるデザインです。真新しい無垢材の床や天井、真っ白な壁と、長い年月を家とともに生きてきた梁との美しいコントラストが、この家だけの特別な味わいと安心感を生み出しています。外観も洗練されたモダンな色合いに一新され、これから先何十年もご家族が笑顔で快適に暮らせる、理想の住まいが完成しました。
昔ながらの日本家屋のたたずまいを残しながら、外壁を落ち着きのあるマットなグレー系(チャコール)に塗り替えました。窓枠(サッシ)も古いアルミから引き締まったブラックの最新設備に変更することで、シンプルで現代的な美しさをまとっています。周囲の豊かな自然環境にもスッと馴染みながら、確かな品格を感じさせる美しい外観デザインへと進化しました。
以前は天井の裏に隠されていた屋根を支える立派な骨組みを大胆に露出させ、吹き抜けのような圧倒的な開放感を作り出しました。黒塗りの力強い梁が、新しく張られた明るい色調の無垢材の床や天井と絶妙にマッチしています。すりガラスの古いサッシから、外の豊かな緑を絵画のように切り取るモダンな透明ガラスの窓へと取り替えられ、たっぷりの自然光が差し込む心地よいリビングへと生まれ変わりました。
壁に向かって作業をする昔ながらの薄暗い台所から、リビング全体を見渡せる開放的な対面式キッチンへと一新しました。木の温もりを感じるカウンターと、空間を引き締めるダークブラウンのシステムキッチンが、洗練された雰囲気を演出しています。お料理や洗い物をしながらでも、リビングでくつろぐご家族との会話が自然と弾む、暮らしの中心となる設計です。