自然と繋がる、上質な離れの再生
森の呼吸を感じるウッドデッキと、最新の機能性が溶け合う。離れを「一番お気に入りの場所」へ。
「離れを、もっと快適に、もっと自分らしく使いたい」という願いを形にした、愛情あふれる増改築の記録です。
コンパクトな住まいは、ただ小さいだけではありません。一歩外へ出れば四季を五感で楽しめる広いデッキがあり、一歩中へ入れば都会的な機能美を備えたキッチンが家事を楽しく変えてくれる。
「広さ」ではなく「質の高さ」を追求することで、毎日の何気ない瞬間がキラキラと輝き始める。そんな、住む人の心と身体を優しく整えてくれるような、健やかで贅沢な住まいに生まれ変わりました。
周囲の深い緑を背景に、明るいイエローの外壁がぱっと目を引く温かな佇まいです。伝統的な趣を残しつつも、新設されたウッドデッキや新しいサッシが現代的なエッセンスを加え、古さと新しさが心地よく調和しています。家族を優しく迎え入れるような、包容力のある外観です。
リビングからフラットに繋がるウッドデッキは、建物の形に合わせた独特な多角形デザインが特徴です。目の前に広がる森の空気を肌で感じながら、朝のコーヒーを愉しんだり、読書に耽ったり。手すりの木の格子が安心感を与えつつ、自然との境界線をあいまいにし、空間を何倍にも広く感じさせてくれます。
外観の落ち着いた印象とは対照的に、室内は白を基調とした明るくモダンな空間が広がっています。主役は、使い勝手を追求した真っ白な対面式キッチン。天井のスポットライトが手元を明るく照らし、お料理をしながらもデッキ越しに外の景色を感じることができます。「コンパクトなのに広々」を実感できる、工夫の詰まった場所です。
足元を彩るのは、清潔感のある白い砂利と、丸太で丁寧に縁取られた小道です。計算され尽くした直線ではなく、柔らかな曲線を描くお庭のデザインが、住まいにリズムと安らぎを与えています。手入れの行き届いた植栽と石積みが、山間の風景と家を優しく橋渡しするような、手仕事の温もりを感じる仕上がりです。