施工前の少し薄暗く、物にあふれていた生活空間から、まるで別世界のような明るく洗練された大空間への劇的な変化に驚かされます。
最も心惹かれるのは、真新しい無垢の木目や真っ白な壁の中に、かつての家で使われていたレトロなすりガラスの木製引き戸が見事に調和している点です。
古いものをすべて捨てるのではなく、家族の思い出を新しい住まいのアクセントとして活かす、温かな心遣いが感じられます。
また、解体中の写真からは、家を一度骨組みの状態にし、壁や天井に分厚い断熱材をこれでもかと隙間なく詰め込んでいる様子がわかります。
ただ見た目を綺麗にするだけでなく、「冬暖かく、夏涼しい」という目に見えない本当の快適さへの並々ならぬこだわりが強く伝わってきました。